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ウエディングドレスの選び方~素材について②

こんにちは!ドレススタイリストrisaです。

前回に続いて、今回もウエディングドレスの素材についてお届けします。

今回は、織り方別に生地の種類を解説しましょう。

ポリエステルやシルクなど、全く同じ原料でも、その織り方によって
艶の出方や色まで変わって見え、これが肌写りにも影響します。
まったく同じくらい純白のウエディングドレスを着ても、
肌がきれいに見えるものとそうでないものがあるのは、このため。

以下に代表的な生地とその特徴をまとめてみました。

 

サテン

光沢の強い織り方です。
ジャケットやスカートの裏地に使われている生地と同じ織り方、というと
わかりやすいかもしれないですね。
さわってつるつるする、いかにもドレスといった雰囲気の生地になります。

ただ、サテンと一口に言っても
しっかりしたハリのあるもの、薄手でしなやかなものなど、質感は様々。

しっかりしたハリのあるタイプは一般的に
お顔立ちがはっきりした方骨格がしっかりしている方に似合いやすく
艶が強くしなやかなものはキュートなタイプの方に似合いやすい傾向にあります。


シャンタン

横糸にところどころ太くなっている糸が使われているため
生地に節ができ、それがランダムな地模様のように見える素材。

光沢感は抑えめで、生地はしっかりした質感になりますので
「かわいい」というより「きれい」な雰囲気をもつ女性に似合います。

 

タフタ

細い横うねが入った、抑えめの光沢感を持つ生地。
サテンのようなしっとり感はなく、手触りは乾いた感じで、ハリがあります。
そのため、大人っぽい印象が出やすくなります。

立体感が出やすいので、すとんとしたスレンダーなシルエットのドレスよりも
ふんわりとしたドレスに向いていて、ヴィンテージドレスのような雰囲気になります。

また、カラードレスにもよく用いられる素材です。


ベルベット

起毛している生地で、ゴージャスな印象になります。
毛羽立っている分厚手になるため、がっしり体型の人には不向き。
その代り、細身の体型をカバーするにはもってこいの生地です。

ちなみに、ベロアととても見た目が似ていますが、織り方が異なるため違う名称で呼ばれます。
ベロアは「ニット生地」になるため、伸縮性があるのが特徴です。


さて、次回はドレススタイリングを受けるお客様皆さんが
最も気にする部分・・・
体型別に似合うウエディングドレスの選び方を公開しちゃいます!

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